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易しいポジション

まずコートの形を知りましょう。

ネットの高さはどうでしょう?

実際の高さは変わらないのですが、高く感じる場合が良くあります。

ネットから遠いベースラインよりかなり後ろから打つ場合とか

極端にねっとに近づいたりした時です。

テニスには障害物としてネットとラインが決められています。

だからネットに掛けず、ラインの中に入れる事を

競うゲームでもあります。

その為にはコートを知る必要があります。

 

TV等は全体が観やすいように特殊なレンズで撮影されます。実際の寸法の縮尺で描かれたコートはかなり縦長です。またコートの縦の寸法は23.77メートルが最短です。赤線の斜め距離は26.18メートルですから、その差は2.4メートルもあります。これを知っていれば「何故アウトするのか?」「なぜ短くなるのか?」も工夫次第で解決するでしょう。

 

 

 

 

 

 

右利きの後衛がベースラインよりやや後ろ、センター付近から

打とうとしています。打てる範囲は①~③の赤線の間です。

この場合斜線部分はデットゾーン(死角)と呼ばれています。

それはそこには勢いのあるボールが飛んできて入ることは稀にしかないし、また来ても緩く楽に拾えるボールの場合が多いから、ポジションを考える場合に無視します。

①~②の間が下側前衛の守備責任範囲です。

②~③は後衛。

では何故やや後ろで、②のライン付近に前衛は立つのでしょう?。

 A  この前衛が右利きなら、今左側すべてバックになります。

     ですから、左側だけに集中すれば良い事になります。

    人は左右同時に神経を張り巡らすよりも、

    今は右側を通るボールは無視し後衛に任す。

   そして左側だけに集中すれば①のライン近くに来るボールも

    広くカバー出来るからです。

 B  また相手後衛の打ちたいゾーンの真ん中近くに位置することで、            ボールを打とうとしている相手に、大きなプレッシャーを与える事              が出来ます。

     その事で相手後衛のボールを打つ選択枝が

     幾つかに分かれます。

      ●   サイドが空いてると、ポイントを狙ってくるタイプ

               前衛はそれを待っているわけですから、

               思惑通りとなるでしょう。

      ●   後衛の方に打つと、ポーチ(攻撃)されるのでは?と

            ロブに切り替えてくるタイプ  

               自分の後衛にとって易しいボールになれば

               前衛の役割は果たしました。

      ●   前衛の考えを見抜き、センターに厳しいボールが

           打てるタイプ。

                このようなタイプは手ごわいので

               センター方向3割バック方向7割というような意識を

               持ち対処する高度な技術が必要です。

c  相手後衛の技量と自分の技量によって、この左右のポジションは       微調整することが大事です

 

  そしてボールを打とうとしてる側の前衛は、やや後ろ気味に構え、

  相手前衛がもしボールに触ったら、カバー出来るよう

  準備しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

雁行陣ポジションの基礎1

左右何処に立つか

 

ポジションの基礎2

前後何処に立つか

 

右利きの後衛がベースラインより中、センター付近から

打とうとしています。打てる範囲は①~③の赤線の間です。

 

①~②の間が下側前衛の守備責任範囲です。

②~③は後衛。

 

 A   この場合、相手後衛の前進に合わせ前よりの

     ポジションをとります。相手の攻撃力により、

     完全にネットに張り付いて最小限の防御範囲を死守する場合。

 

   

 

 

B  相手後衛の技量と自分の技量により、余裕があればネット距離に         も余裕を残し、センターに厳しいボールは打たせないという

        防御もありです。

 

  そしてボールを打とうとしてる側の前衛は、やや前気味に構え、

  相手前衛がもしボールに触ったら、甘いボールは逆襲出来るよう

  準備しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボールはあらゆる場所に飛んでゆき、後衛はいろいろな個所に移動して打ちます。

フォアーに回り込んだり、バックで打ったり。

ですから左右・前後の基本パターンを(複合的に)組み合わせながら

ポジションを考える事が大切です。

また自分の後衛はロブ等で走らされたとき等、陣形に空きが出来ないよう

コートカバーも大切なポジションとりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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