有田選手のフォームとアドバイス 2

10 有田選手のフォームとアドバイス

前衛レシーブで攻め、後衛のショートボールで仕留める

レシーブから始まる攻撃

前進する相手前衛の足元を狙って、コンパクトに振りぬこう

この攻撃は、レシーブの良い前衛とスピードで押す後衛が決めやすい攻撃といえます。前衛のレシーブは、相手をコーナーに押し込めるくらい攻めていきましょう。また相手がつないできたボールを後衛は甘くならないように、前進する前衛の足元に落とすイメージでスピードボールを打ち込みます。

ショートボールは、ウエスタングリップの人には打ちやすく、打ち方としてはショートクロスと同様にタテ面きみでコンパクトに振りぬいていきましょう。

攻撃パターン

①相手前衛のサービスをレシーバーの前衛は逆クロスに深く返球

②サーバーの前衛がなんとか後衛につなげる

③後衛歯相手前衛の足元を狙ってショートボールを打つ

④サーバの前衛はローボレーで凌ぐ

⑤甘い返球を前衛が叩く

①

③

②

前衛サービス時はネットポジションを取るまでに、

隙ができやすいので、攻撃のチャンスが生まれます。

④ ③ ② ①

⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨

有田選手は、狭いスペースながら。角度を付けて、ネット際にボールを落とせる。

ショートボールでは打点を素早くとり、コンパクトに振り切っていきます。速いタイミングとテンポで打つのがコツです。打点を落とし分、相手前衛にネットに詰められてしまうので、ライジング気味に打ってください。また相手の嫌がる所に打つのが大前提ですから、相手前衛の足元を狙うのが良いでしょう。